やっている人はいませんか?薄毛の原因になるNG習慣(女性編)!
毎日何気なくやっていたことが、薄毛の原因になっているとしたら、どうしますか?まさかと思うかもしれませんが、意外とやっている人が多いのです。薄毛というと男性の悩みと思う人が多いようですが、NG習慣を気付かずにやってしまっているため、薄毛に悩まされている女性も増えています。
そこで、気付かずにやってしまいがちな薄毛のNG習慣について解説します。
|睡眠不足が引き起こす女性ホルモンの乱れ
薄毛には、女性ホルモンが大いに関係しているのをご存知でしょうか?実は、男性に薄毛が多いのも、女性が出産後に薄毛になりやすいのも、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの乱れが原因です。女性にも男性にも両方の性ホルモンが分泌され、バランスをとることで身体を正常な状態に保っています。
抜け毛の直接的な原因は男性ホルモンの分泌過剰です。男性ホルモンが過剰に分泌されると皮脂が増え、その皮脂の中に含まれる物質の働きでジヒドロテストステロンという物質が分泌されるようになります。ジヒドロテストステロンには体毛を増やす代わりに、髪の毛を薄くする作用があるため、男性ホルモンが増えると抜け毛が増えます。
ただし女性の場合は、女性ホルモンの中に髪の毛を美しく整える働きをする成分があるため、ホルモンバランスが取れているときは薄毛になりにくいのです。しかし、バランスが崩れて女性ホルモンの分泌が減少すると、男性ホルモンの割合が増えるため、抜け毛が増えることになります。
女性ホルモンの分泌が乱れやすいのは、睡眠が不足しているときです。女性ホルモンの分泌を整えるためには、睡眠時間をたっぷりとるのはもちろん、寝る時間や起きる時間を規則正しくし、質の高い睡眠をとるようにすることが大事です。
|やりすぎダイエットやストレスをため込むのはNG!
女性ホルモンを乱れさせる原因には、無理なダイエットやストレスもあります。ダイエットと言うと、極端に食べる量を減らしてカロリー制限をしたり、1つの食べ物だけで痩せようとしたりしがちですが、女性ホルモンを正常に分泌させるためには、バランスの良い食事が欠かせません。
女性ホルモンの分泌に良いと言われる食品であっても、それだけを偏って摂っていたのでは乱れは改善されません。
やりすぎダイエットは薄毛の原因になってしまうため、ダイエットをするなら、栄養バランスを考えた食事と、適度な運動で無理なく痩せることを考えましょう。そうすれば、薄毛になることなく痩せられるでしょう。
一方、過度なストレスも、ホルモンバランスを乱す原因です。ストレスがあると感じていないときでもストレスはかかっていることが多く、気付かないうちに溜まっていることも少なくありません。
日常生活ではストレスがあって当たり前と考えて、ストレスがかからないようにするよりも、少しでもリラックスタイムを多く作るように心掛けた方が良いでしょう。
|進行具合に合った毛髪治療がベスト
薄毛は進行する前に予防ができればそれに越したことはありませんが、薄くなってから気になるのが通常です。
しかし、薄毛が進行してから気が付くと、薄毛を何とかしたいと思う一方で、進行を止められないのではないかと不安になり、そのストレスが更に薄毛を進行させるという負のスパイラルに陥りがちです。ですから、薄毛が気になったときには、早めに専門医に相談して、治療を始めた方が良いのです。
薄毛の原因は人によって違い、進行のスピードや度合いもまちまちです。そのため、何が原因で起こった薄毛で、どれくらい進行した状況なのかを正しく知ることが治療の第一歩です。薄毛治療の専門医であれば、多くの症例との比較で、どんな治療が効果的かも判断をすることが可能です。
女性の薄毛の場合は、女性専用の毛髪治療メニューがある美容外科クリニックだと相談がしやすいかもしれません。薄毛の治療は毛髪の生える周期に合わせて行うため、地道な治療が必要ですし、様々な治療法に外用薬、内服薬などを組み合わるなど、無理のない形で治療を進めていくのが普通です。
たくさんの治療法がある美容クリニックなら、症状に合った治療法を選んで組み合わせることができるうえに、女性専用のメニューがあれば、女性ならではの悩みにも対応してもらうことができます。
手っ取り早くウィッグや増毛によって薄毛対策をしようとすると、根本的な改善にならないうえに、薄毛の進行を早める結果にもなりかねません。残っている髪の毛に大きな負担をかけるような対策をしてしまう前に、正しい薄毛治療を始めるようにしましょう。
|カウンセリングを受ければ、原因の予防にもつながる
女性に多い薄毛の原因は、日常生活の何気ない習慣の中に潜んでいることがほとんどです。そのため、気が付かずにその習慣を繰り返して、薄毛を進行させてしまうことが少なくありません。
薄毛が気になったら早いうちにカウンセリングだけでも受けておきましょう。原因がわかれば予防策も考えることができます。